売上の種類
建設業では「売上」を示す用語が複数あります。 それぞれの違いを理解し、正しいデータを選択しましょう。
主な用語と定義
出来高(Earned Value)
実際に完了した作業の価値。月次で計上される金額。
→ revenueとしてインポートに適切
売上高(Revenue / Sales)
会計上の売上。通常は出来高と同義。
→ revenueとしてインポートに適切
請負金額 / 契約金額(Contract Amount)
プロジェクト全体の契約金額。月次データではなく、プロジェクト全体の値。
→ revenueではなく、contract_amountとしてインポート
違いを理解する
例: 請負金額1億2000万円のプロジェクト
| 項目 | 1月 | 2月 | 3月 | 累計 |
|---|---|---|---|---|
| 請負金額 | - | ¥120,000,000 | ||
| 出来高(revenue) | ¥12,500,000 | ¥18,750,000 | ¥25,000,000 | ¥56,250,000 |
| 進捗率 | 10.4% | 15.6% | 20.8% | 46.9% |
請負金額はプロジェクト全体の値で固定。出来高(revenue)は月ごとに変動。
よくある間違い
間違い: 請負金額をrevenueとしてインポート
請負金額は月ごとに変わらない固定値です。これをrevenueにすると、 毎月同じ金額が売上として計上され、KPIが意味をなさなくなります。
間違い: 累計出来高をrevenueとしてインポート
cumulative(累計)データをrevenueにすると、毎月増加し続け、 月ごとのKPI比較ができなくなります。当月の出来高をご使用ください。
列名の対応表
| 列名(日本語) | マッピング先 | 備考 |
|---|---|---|
| 出来高、当月出来高 | revenue | 月次データ |
| 売上、売上高、売上金額 | revenue | 月次データ |
| 完成工事高 | revenue | 月次データ |
| 請負金額、契約金額 | contract_amount | プロジェクト全体 |
| 受注金額、工事金額 | contract_amount | プロジェクト全体 |
| 累計出来高、累計売上 | (対応なし) | 当月データに変換が必要 |
まとめ
- 出来高・売上高 → revenue(月次の当月値)
- 請負金額・契約金額 → contract_amount(プロジェクト全体)
- 累計値は当月値に変換してからインポート